先日から年末調整書類が、続々と自宅に届いております。
その中でも節税という意味で大活躍してくれるiDeCoの魅力について、
まとめていきたいと思います。
iDeCoとは一言で言うと、自分で作る年金制度のことです。
自分で作るとは、どういうことかというと、
①自分で申し込み
②自分で掛け金を拠出し
③自分で運用方法を選ぶ
というものです。
平均寿命、また健康寿命が上がっていく中で老後資金が、
自身の公的年金のみでまかなえるのか不安な方も多いと思います。
ご自身のもらえる年金額をシミュレーション頂いて、
不足分があればiDeCoでの運用をオススメします。
また、より老後の生活を豊かにするために拠出をすことも重ねておすすめします。
それだけのメリットが確定拠出年金(iDeCo)にはあります。
ここからは確定拠出年金に加入するメリットを見ていきましょう。
はい、そうなんです。
掛け金は全額所得控除となり、所得税、住民税軽減となります。
ぼくの場合は、年間82,800円、拠出可能な60歳までの間に、2,480,000円程度の節税が見込めます。
60歳までの間に、248万円の節税が見込めるんですよ。
ちなみにこれは、年収700万円程度、毎月の掛金23,000円でシミュレーションしています。
試算では年収500万、毎月の掛金23,000円で30年拠出した場合は、
165万円の節税が見込めます。
通常、金融商品を売買し、運用益を得た場合は課税対象(20.315%)となります。
こちらもイメージしやすいように、ぼくのモデルでお話すると、
30歳から開始した積立元本の合計が、8,280,000円
3%で運用した場合の運用益が、5,030,399円
運用益 5,030,399円に対して非課税となるので、1,021,925円が非課税となり節税が見込めます。

iDeCo運用シミュレーション(https://www.wam.abic.co.jp/contents/C219528/dcsimu/top.html)
③受取時に活用できる退職控除と公的年金控除
iDeCoで積立/運用した資産はいくつかの形で受取可能です。
- 一時金として一括受け取り
- 年金として受け取り
- 一時金と年金を組み合わせて受け取る
一時金としての受け取りでは、退職所得控除が適用されます。
また、年金として受け取る場合は、公的年金等控除が適用されます。
具体的に、一時金としての受け取りの場合、
ぼくの例では828万円(2.3万×12ヶ月×30年)の積立原資を、
運用でどれだけ増やせるかが重要です。
1,500万円以下であれば非課税となります。
基本的には非課税となりそうですね。
日本に在住の20歳以上60歳以上の方であれば、
原則誰でも加入可能です。
ただし、職業などにより毎月の拠出金額の上限が決められているので注意が必要です。
(国民年金基金 iDeCo公式サイトより)
ぼくの場合は、企業型DCのない会社員なので毎月の掛金が2.3万円
1年で276,000円です。
ここまでiDeCoの魅力について見てきましたが、どうでしたか?
ぼくの場合は毎年276,000円の拠出で、82,800円の節税です。
利回りでこれだけ出せる金融商品は他にないですよね。
将来への貯蓄を考えるのであれば、まずはiDeCoだと思います。
拠出した資金をどのように運用するかによって60歳時点の残高には個人差がありそうですが、
節税にフォーカスしただけでも十分なメリットだと思います。
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