いざ、離婚調停
前回の通り、
①離婚をする
②親権をもらう
この2つをを心に決め行動を始めました。
まずは知り合いの弁護士に相談しました。
この弁護士さんは大学時代の友人で、
企業法務などを専門に活動していて、
離婚、親権、財産分与、この辺のキーワードは特に得意というわけではなかったです。
それでもさすがは弁護士、
指示は的確でした。
1、別居期間中、子供は絶対に引き渡さないこと 2、お金について、時系列でできるだけ詳しくまとめておくこと 3、元奥様に把握されていない財産については、他言しないこと。
監護実績はとても大事
ここで詳しく述べるべきは1の子供を引き渡さないことですね。
協議離婚で親権のところがもめた場合、
調停、裁判と進んでいくわけですが、そのことを想定すると、
子供と二人で暮らしている実績を積んでいくことがとても大事だと言うことです。
実際、話し合いでは離婚がまとまらず、
調停へ闘いの場が移りました。
こちらから主張したのは、
①もう半年間も父子二人で生活をしている ②元奥様の過去のお金の使い方を見て、借金を抱えている環境下で息子を生活させられない ③もし仕事が理由で、子供との時間を作れなくなったら、仕事を辞める覚悟がある
この3点。
調停は計4回行いました。
1回目は、調停員の方から、「子供のことを考えてやり直すことも視野に入れては」
と、提案もありましたが、
(ちなみに調停員は50代のおじさん&おばさん)
2回目以降は離婚することは前提で、
親権をどうするか、養育費をどうするか、財産分与をどうするか
大きくこの3つが争点となり、
親権をどうするかというポイントに大半の時間を費やしました。
4回目の調停で、
(このタイミングで別居から10ヶ月位)
元奥様サイドが諦めてくれて、離婚が成立しました。
もちろん親権も獲得。
こちらは裁判までいっても問題ない覚悟でしたし、
実際、息子と一緒に暮らしていた実績が長くなればなるほど、
有利になるのではと考えていました。
調停中は元奥様は弁護士同席でしたが、
僕は一人で挑みました。
その都度知り合いの弁護士に相談は相談していましたけど、
調停中は一人。
争点となるポイントは何かを整理しておけば一人でも問題ないですね。
調停員さんには、
「ここまでは譲れるけど、
此処から先には譲るつもり無いので、裁判にこうしましょう」という風に伝えていました。
いくつか条件は必要だけど、できない話ではない
父親が親権を取れる確率は基本的にはかなり低いのは事実ですが、
条件が揃えば、十分に同じ土俵では戦えると思います。
うちの場合は元奥様がヘマしまくってくれていたので、
それほど苦労はしませんでしたが。
やはり鍵は監護実績かと思います。(特に僕のケースでは)
なので、アドバイスとしては、容易に別居をしないことですね。
仕事があって、そう自由が効かない方が大半かと思いますが、
離婚についての話し合い期間中でも、
母親と同等の期間を子供と過ごすようにすれば望みは出てくると思います。
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